Outlook連絡帳登録時にエラー(998)発生時の対応

WindowsのOutlook連絡帳に連絡先をインポートしようとした際に予期しない変換エラー(998)が発生した場合の対応方法

WindowsのOutlook連絡帳に連絡先をインポートしようとした際に予期しない変換エラー(998)が発生した場合の対応方法

WindowsでOutlookを使用していて、CSVファイルで連絡帳に連絡先をインポートしようとした際に予期しないエラーとなることがあります。

変換エラーと表示はされているのですが、そのエラーメッセージからは対応方法が想像できず、インポートしようとしたファイルに不具合があるのかと勘違いしてしまいました。

結果、下記の対応で問題なく取り込みできたので、ここで紹介しておきます。

エラーメッセージ(Error Message)

[Window Title]
変換エラー
[Content]
フィールドのマップ(一致)情報を構築中にコンバーターでファイルエラーが発生しました。
予期しないエラー(998)が発生しました。

[Window Title]
変換エラー
[Content]
フィールドのマップ(一致)情報を構築中にコンバーターでファイルエラーが発生しました。
ファイル”C:\Users\[user]\AppData\Roaming\テキストファイル (コンマ区切り).ADR”はロックされています。ファイルがあるディスクがロックされているか、ファイルが読み取り専用に設定されているか、またはほかのプログラムで使用中である可能性があります。ファイルがあるネットワークへのアクセス権を持っていない可能性もあります。

対応方法

どちらのエラーメッセージも、Outlookの連絡帳をインポートしようとした際に発生します。

発生する原因はよくわかりませんが、下記の対応を行った後にインポートを再度行えば問題なくインポートできました。

１．Outlookをすべて終了する。
２．指定ファイル（この例では”テキストファイル (コンマ区切り).ADR”）を（ゴミ箱などへ）移動させる／削除する

エラーメッセージに下記のファイルが指定されています。

“C:\Users\[user]\AppData\Roaming\テキストファイル (コンマ区切り).ADR”

このファイルを異なるフォルダへ移動、もしくは削除してしまえば取り込みが可能でした。

ただし、ファイルにアクセスできない場合は、PCを一度再起動もしくは電源OFF/ONしてOffice系のソフトを起動する前に作業してください。

AppDataフォルダが見つけられない方はこちらの記事も参考にしてください。

WindowsでAppDataフォルダが見つからない場合の対処法

WindowsにはAppData(Application Data)フォルダという特殊なフォルダがあります。このフォルダにはユーザー毎のアプリケーションの設定データなどを保存します。

なお、私が作業した環境の場合同じ名称のファイルが２つ存在するものがありました。

この場合は２つともファイルの移動もしくは削除を行ってください。

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