細谷功)具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ

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具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ

具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ』みなさんはこの本をご存じでしょうか?

どうやら、具体化・抽象化といった思考について学ぼうとすると、必ずと言っていいほど紹介される有名な本なのだとか。


実は、私はつい最近までその存在を知らず、フリマアプリでたまたま見つけたのがきっかけで、Amazonなどで調べていくうちに、結局手に取ることになりました。

平易な文章とコミカルな4コマで読みやすいのですが、「具体と抽象」について、かなりわかりやすく、それでいてしっかり考えさせられる一冊だと思いました。

具体的な記述はあえてここでは紹介しませんが、抽象化の思考方法、抽象化のメリットや使い方、抽象化の苦手な人との付き合い方、そして最後に「具体」と「抽象」をセットで使いこなすことが大切だという内容になっています。(超ざっくりです。)

具体化・抽象化といった思考法について詳しい方には物足りないかもしれませんが、老若男女問わず、この本が皆さんのお役に立つのではないかと思い紹介させていただきました。

特に若い方、学生の方などに読んでいただけると、思考法やアイデアが柔らかくなるのでは?
個人的な感想だけをいえば「もうとっくに出会ってた・・・かった」笑

因みに、アイデアのつくり方に関しては下記を参考いただければ幸いです。
【名著】「アイデアのつくり方」紹介!!

著者について

著者は細谷 功(ほそや・いさお)という方で、ビジネスコンサルタント、著述家だそうです。

1964 年、神奈川県生まれ。
㈱東芝で技術者として勤務の後、アーンスト& ヤング、キャップジェミニ等での欧米系コンサルティング経験を経て、2012 年より㈱クニエ コンサルティングフェロー。
問題発見・解決や具体⇄抽象等の思考力に関する講演や研修を国内外の大学や企業などに対して実施している。
著書に『地頭力を鍛える』『アナロジー思考 』『問題解決のジレンマ』(いずれも東洋経済新報社)、『「Why型思考」が仕事を変える』『メタ思考トレーニング』(ともにPHP ビジネス新書)、『なぜ、あの人と話がかみ合わないのか
』(PHP文庫)、『具体と抽象』(dZERO)などがある。

参考)関連書籍

「無理」の構造――この世の理不尽さを可視化する

思考系ビジネス書の著者の新境地、哲学書ともいえる『具体と抽象』に続く第二弾です。
理系出身の著者らしく、考え抜かれたシンプルな図と1コマ漫画によって、「世の中」と「頭の中」の構造を解き明かしています。 高校生から大人まで、世代を超えておすすめします。

努力が報われず、抵抗が無駄に終わるのはなぜか。
本書では、「世の中」と「頭の中」の関係を解き明かし、閉塞感や苛立ちの原因に迫ります。
目指すは「思考のコペルニクス的転回」であり、「理不尽なのは〈世の中〉ではなく、私たちの〈頭の中〉である」が本書のキーメッセージです。

内容(「BOOK」データベースより)
努力が報われず、抵抗が無駄に終わるのはなぜか。その原因を解き明かし、メカニズムを意識することで可能になる思考の「コペルニクス的転回」。

アリさんとキリギリス ―持たない・非計画・従わない時代

『地頭力を鍛える』でデビューした思考系ビジネス書の著者の新境地。「キリギリスの復権」が本書に通底するテーマ。「アリとキリギリス」は、世界的に知られたイソップ寓話の一つ。
冬の食糧ために夏の間も働いて溜め込んだアリ、対してバイオリンを弾きながら歌って過ごしたキリギリス。冬になってキリギリスがアリに食糧を分けてほしいと乞うが、断られて死んでしまう。
この話は紀元前に作られたものであり、「今の時代の教訓にはならない。これからはキリギリスの時代がやってくる」「アリに変革はできない。世の中を変えられるのはキリギリスである」と著者は説く。

内容(「BOOK」データベースより)
「勤労と貯蓄」を美徳としたイソップ寓話『アリとキリギリス』誕生から二千五百年。人工知能・ロボットをはじめとする技術発展や経済状況の変化によって、「価値あるもの」と「価値なきもの」が逆転する時代がやってきた。そしてついに「怠け者」とされたキリギリスの「知性」が復権する!

「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問

大好評ロングセラー『メタ思考トレーニング』の姉妹作、ついに登場!

★「具体と抽象(の往復)」。その思考回路を持つと、あなたの知的能力は劇的に進化する!

「具体⇄抽象」とは、抽象化と具体化という形で具体と抽象を行き来する思考法のこと。 斬新な発想をできるようになるだけでなく、無用な軋轢やコミュニケーションギャップの解消にも役立ちます。
そこで本書では、「抽象化と具体化の基本動作」から「仕事・日常生活における実践・応用の仕方」まで解説するとともに、トレーニング問題も多数用意しました。

●問題:「目覚まし時計」「懐中電灯」「旅行代理店」「カメラ」「お金」の共通点は?
●問題:「自動車の座席」と「年末に配られるカレンダー」の共通点は?
●問題:「理系」と「文系」の違いは何でしょうか?
●問題:「成功」の反意語は何でしょうか?
●問題:「現象と理論」「一般論と例外」「チャーハンと中華料理」「物々交換と貨幣取引」……どちらが具体で、どちらが抽象でしょうか?

こうした問題を解くうちに「具体⇄抽象」の思考回路が身につき、「自分の頭で考える力」が飛躍的にアップする一冊!

内容(「BOOK」データベースより)
「具体⇔抽象」とは、抽象化と具体化という形で具体と抽象を行き来する思考法のこと。斬新な発想ができるようになるだけでなく、無用な軋轢やコミュニケーションギャップの解消にも役立つ。そこで本書では、「抽象化と具体化の基本動作」から「仕事・日常生活における実践・応用の仕方」まで解説するとともに、トレーニング問題も多数用意。問題を解くうちに「具体⇔抽象」の思考回路が身につき、「自分の頭で考える力」が飛躍的にアップする一冊!

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