Windows10でAppDataフォルダが見つからない場合の対処法
アプリのインストール時や各種設定データの保存場所などに
AppDataフォルダを利用することがあります。
ただ、AppDataフォルダは通常隠されていて
利用者から見つからないと聞かれることが多いので
AppDataフォルダの表示方法(探し方)を紹介します。
AppDataフォルダとは
WindowsにはAppData(Application Data)フォルダという特殊なフォルダがあります。
このフォルダにはユーザー毎のアプリケーションの設定データなどを保存します。
AppDataフォルダは、アプリケーションが取り扱うデータを保存する場所のため
隠しフォルダになっていますが、自分自身 (ログイン中のアカウント) の
AppDataフォルダであればアクセス可能です。
各種ツールを利用する際の保管場所、アプリケーションの設定のバックアップ、
他のWindows機に移行する際のデータ移行に重要となることがあります。
前提
AppDataフォルダを探したい。
この例では[Administrator]というユーザーでログインしている前提で進めます。
AppDataフォルダの場所はC:\ユーザー\[ユーザー名]\AppDataというパスになります。
つまり、ユーザー[Administrator]のAppDataの場所はC:\ユーザー\Administrator\AppDataというパスになることを覚えておいてください。
「隠しファイル」をチェックONにする方法
1.エクスプローラを立ち上げて「C:\ユーザー」フォルダの中にある対象ユーザ名のフォルダを選択します。
2.Administratorユーザのフォルダが表示されます。
3.表示>「隠しファイル」をチェックONにするとAppdataが表示されます。
「隠しファイル」を変更したり削除したりししてしまうと
システムに重大な影響を及ぼす可能性があるので
普段はチェックをOFF(隠しファイルを表示しない)設定に
しておくことをお勧めします。
エクスプローラで辿りながら参照する方法
1.エクスプローラを立ち上げて「C:\ユーザー」フォルダの中にある対象ユーザ名のフォルダを選択します。
2.Administratorユーザのフォルダが表示されます。
3.ファイルのパス名に「\appdata」を入力してEnterキーを押下します。
4.Appdataのフォルダの内容が表示されます。
※直接入力する際は打ち間違いにご注意ください。
フォルダを指定して実行 (ログインユーザ名が正確にわかっていれば早いかも)
1.スタートを右クリックして「ファイルを指定して実行」を選択します。
(Windowsキー+Rでも開きます。)
2.フォルダのパスを入力し、OKボタンを押下します。
入力するパスは「c:\users\Administrator\AppData」です。
以上です。
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