燃えよ剣(心に熱く響く一冊)

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燃えよ剣(心に熱く響く一冊)

司馬遼太郎さんの小説の中でも読みやすく、魂の熱い作品かと思います。
教科書に載ってもおかしくないと思えるほどの作品です。
もちろん、私の好きな本でもあります!

どんな人に読んでほしい本なのか?

学生や新入社員はもとより、人生の転機においてぜひ皆さんに読んでほしい一冊です。
『志』(こころざし)や『生き方』といった、根幹の部分で心に熱く響くと思います!

私も以前に読んだのですが、読み始めたら止まらずに一気読みしてしまいました。(笑)
最近になって新装版が刊行されていたことを知ったのですが、一冊に纏まっているので秋の夜長や一気読みにはうってつけです!

作品概要

作品概要(新装版)

司馬遼太郎による国民的ベストセラー、映像化に合わせて待望の新装版刊行。
俺は今日から武士になる――。佐幕派と倒幕派が対立する幕末の激動期。
武州多摩のバラガキだった土方歳三は、近藤勇、沖田総司らとともに、幕府徴募の浪士組にまじって、京へ向かう。
京都守護職御預の名のもと、「新選組」を結成。
副長・土方は厳しい局中法度を定め、類のない苛烈な軍事集団を創り上げ、
池田屋事件などで、世にその名を轟かせていく――。
しかし、薩長同盟成立で、時流は一気に倒幕へ。
土方は最後まで激しく抵抗、夢と信念を貫き、江戸、会津、箱館へ向かう。
稀代の男の生涯を巧みな物語展開で描いた、傑作長編。
〈名著が一冊で読める、大変お得な決定版!〉司馬さんによる「あとがき」、原田眞人監督による特別寄稿「そびえ立つ歴史的遺産『燃えよ剣』を映画化して」を収録。

ただ、持ち歩くのでコンパクトなほうが良いという方は上下巻のほうが良いかもしれません

作品概要(上巻)

男なら、時代の先頭に立て!最強の人間集団を作った土方歳三の智謀。司馬文学の代表作。幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。
武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、
浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、
己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。

作品概要(下巻)

男なら、情熱のすべてを注げ! 「武士道」を貫いた土方歳三の美学。幕末小説の頂点。
元治元年六月の池田屋事件以来、京都に血の雨が降るところ、必ず土方歳三の振るう大業物和泉守兼定があった。
新選組のもっとも得意な日々であった。
やがて鳥羽伏見の戦いが始まり、薩長の大砲に白刃でいどんだ新選組は無残に破れ、朝敵となって江戸へ逃げのびる。
しかし、剣に憑かれた歳三は、剣に導かれるように会津若松へ、函館五稜郭へと戊辰の戦場を血で染めてゆく。

映画化について

映画もコロナウイルスの影響で(2020年5月22日公開予定が)公開日延期となったままですが、ぜひ映画館で観たいと思っています。
映画の公開予定が決まっていないので、一度読んだ方も、これから読んでみようと思っている方も作品を読みつつ、映画公開の情報を待ちましょう!

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